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2015年 07月 15日

祇園祭(稚児社参)

現在、鉾に生き稚児がいるのは「長刀鉾」と「綾傘鉾」だけなのですが、鉾町の稚児とは別の稚児がいます。
その稚児は「久世稚児」といって、八坂神社とは遠く離れた久世にある「綾戸國中神社」からやってきます。
綾戸國中(あやとくなか)神社は、素戔鳴尊と深いかかわりがある神社で、素戔嗚尊が自分で彫ったといわれている
馬の頭部の彫刻がご神体として納められています。

7月13日午前中、長刀鉾の稚児が白馬に乗り、神前へのお供え物やお供の者を従え、社参の儀のため八坂神社にやってきます。
神前に詣でて、祭神より八坂神社の境内にある杉の木から作られた「杉守り」を授けられます。
このときより稚児は神の使いとなり、山鉾巡行が終わるまでは、自分の足で地面を歩くことができません。
強力さんという男性の肩車にのって移動します。
食事などの身の回りの一切は、男性が行わなくてはなりません。女性は手がだせないのです。
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社参の儀が終わり、休憩のために料亭に入るのも、馬に乗ったまま入ります。

同日の午後からは、久世稚児二人の社参が行われました。
久世稚児は別名「駒形稚児」とも呼ばれます。
久世稚児は、17日の山鉾巡行のあと神霊を載せた神輿が八坂神社からお旅所へお出ましになる(神幸祭)ときに、その神輿を先導します。
また、24日にお旅所から八坂神社へお戻りになる(還幸祭)のときにも神輿を先導します

久世稚児は、神輿を先導する際、ご神体の馬の頭部の彫刻を胸につけます。
このことから「駒形稚児」と呼ばれています。
久世稚児は、長刀鉾稚児などのように神の使いではなく、神の化身となるわけです。
その証拠に、長刀鉾の稚児は、乗馬したまま境内に入ることはできませんが、
駒形をつけた久世稚児は、乗馬したまま境内に入ります。

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by shinnosuke164 | 2015-07-15 16:14


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