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2015年 12月 11日

嵯峨野散策 vol.1


今年の紅葉は気候の関係で、色づきが良くなくて
紅葉の見ごろを見極めるのが難しかったようです。
とはいうものの、紅葉のニュースに誘われて嵯峨野方面へ行ってみました。

まずは、嵯峨野めぐりの西の出発点にある、
「愛宕念仏寺」(おたぎねんぶつじ)へいってみました。
「あたご」ではなく「おたぎ」と読みます。
このお寺は、有名な「仏野念仏寺」(あだしのねんぶつじ)から鳥居本を越えて、
清滝方面へ5~600m行った、清滝トンネルのところにあるのですが、仏野念仏寺ほど訪れる人はありません。
いつ行っても、多くて5~6人です。ときには、自分一人だけということもあります。
特に、紅葉の名所でもありません。

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このお寺は、奈良時代(766年)に六波羅(現在の東山松原通り)に聖武天皇の娘「称徳天皇」によって建立されました。
当時、この辺りは「山城国愛宕郡」(やましろのくに おたぎこおり)といいました。
この地に初めて建立されたお寺ということから、愛宕寺と名付けられました。

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平安時代に鴨川の氾濫で、すべて流されてしまったのですが、
その復興を命じられた天台宗の僧「千観内供」(せんかんないぐ)の手によって復興されました。
「千観」は、生涯念仏を絶やすことがなかったということから、
「愛宕念仏寺」となりました。
そののち、大正11年に現在地に移築されました。

本堂や、ご本尊の「厄除け千手観音」像は鎌倉時代のものなのですが、
それよりも、1200体ほどあるといわれている、石で彫られた羅漢さまが有名です。
有名といっても「知る人ぞ知る」ということですが・・・・。

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昭和25年に台風の為、多大の被害を受け、廃寺なっていました。
昭和30年に、仏像彫刻家の「西村公朝」が住職となり再興されました。
その復興祈願に賛同した参拝者の人たちの手で彫られたのが、
これらの羅漢さまです。

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一体一体見ていくと、酒を酌み交わすもの、カメラをかまえるもの、子供をあやすもの・・・・。
お顔を見ると、どこかで会ったようなお顔のもの、知り合いに似ているもの・・・・。
何処か愛嬌があって、楽しめるのですが、
ずらりと山の斜面や境内の至る所にならんだのを見ると、
自分一人のときには、背筋がぞっとするような感覚におそわれます。

この寺は、京都を舞台にしたTVのサスペンスドラマに時々登場します。

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次に、てくてくと坂道を下って、「仏野念仏寺」へ・・・・。
約1200年前にこの「仏野」の地にお寺が建立され、
弘法大師が「五智山如来寺」を開かれ、
野ざらしとなっていた遺骸を集めて埋葬されたと伝えられています。
その後、法然上人の常念仏道場となり、
現在、「華西山東漸院念仏寺」(かせいざん とうぜんいん ねんぶつじ)と称し、
浄土宗に属します。
愛宕念仏寺に比べて人は多いのですが、やはりどこか不気味な感があるように思います。
ここもテレビドラマによくでてきます。

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仏野念仏寺を出て、嵐山方面へ歩きながら、スナップを何枚か・・・・。

途中、焼き物の工房で、柿の実が落ちてくるのを待っているような
ちょっとユーモラスな狸・・・・。

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さらに、落柿舎の柿の実はどうかな?と・・・・。

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竹林には、花灯路に備えて、遊歩道が新しくつくられていました。

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嵐電「嵐山駅」から帰宅しました。
途中スルーした「常寂光寺」は、次に・・・・・。
























by shinnosuke164 | 2015-12-11 21:20


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